2001年の夏休み 東京大学駒場寮写真集 [SECOND EDITION]
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東京大学駒場寮というのは、東京大学の主に1、2年生が通う駒場キャンパス(東京都目黒区)にあった学生自治寮です。 1935年(昭和10年)の竣工で、設計は東大の象徴として有名な安田講堂と同じ内田祥三。 建築から約60年後、廃寮・取り壊しをめぐり、大学側と寮生が激しく争う事態となりましたが、2001年8月22日、裁判所の強制執行によりその歴史に幕を閉じました。 本書は、2015年に著者が個人出版物として制作、350部限定で販売し、既に完売している「2001年の夏休み 東京大学駒場寮写真集」 https://tomoshop.booth.pm/items/144438 の第2版です。 17年前の夏に撮影した1000枚以上の写真の中から、前版では「この建物の何に心惹かれて、何を美しいと思ったか」という視点で写真を選びましたが、今版ではそれに加えて、「タテカン」「駒場寮存続運動」の要素を追加して写真を選び直し、再編集しました。 寮の入り口、廊下、カフェ、ピンクルーム(会議室)、炊事場、トイレ、落書きとアート、中庭、屋上の写真、当時学内にあったタテカンなど、全37点の写真を収録。 松本博文「東大駒場寮物語」(KADOKAWA) https://www.kadokawa.co.jp/product/321503000158/ のカバー・表紙・扉に使われている3枚の写真をノートリミングで収録。 掲載写真は、すべて2001年7〜8月にネガフイルムで撮影した写真をデジタル化したもの。 今版で印刷用データを再作成した写真もあり、前版より写真の再現性が全体にアップしています。 *今回の版には、柴田翔「されどわれらが日々」(文春文庫)表紙提供写真の収録はありません。 2018年11月発行 オフセット印刷 A5横 中とじ 24ページ 650部限定 シリアルナンバー入り
★「DANRO」で連載★
「ひとりを楽しむ」をコンセプトにしたウェブメディア「DANRO」で、「私と東大駒場寮」の連載をしていました。 こちらの写真集に収録されている写真も掲載されています。 https://danro.bar/author_category/osuki_tomoko/ →(2024/9/21)『DANRO』への記事の使用許諾契約の終了に伴い、私のブログに今までのDANRO掲載記事を移転します。こちらから一覧で読めるようにいたします。 https://petitmatch.hatenablog.com/archive/category/%E7%A7%81%E3%81%A8%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E9%A7%92%E5%A0%B4%E5%AF%AE
★取扱店舗 一覧★(2024/4/9時点)
本屋さんでも購入できます。現在の取扱書店は以下です。見本も置いてありますので、現物を見て購入したいという方は、こちらのお店でどうぞ。 2001年の夏休み 東京大学駒場寮写真集 [SECOND EDITION] 取扱店一覧(2024/4/9時点) - TOMOKO OOSUKI https://petitmatch.hatenablog.com/entry/2018/12/26/075902
★イベント販売予定★
【今後のイベント参加予定】 ★9/10(日)文学フリマ大阪11に参加します★ OMMビル 2F A・B・Cホール 11:00-17:00 詩歌|イラスト・写真「STUDIO PETIT」 東大駒場寮の写真集を販売します。大阪のイベントは初参加です!よろしくお願いします。 文学フリマ大阪11 https://bunfree.net/event/osaka11/
通信販売について
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出版の背景(本書あとがきより)
かつて東京都目黒区の東京大学駒場キャンパスに、駒場寮という学生寮が存在した。1935年(昭和10年)竣工。設計は内田祥三。廃寮・取り壊しをめぐり、大学側と寮生が高裁まで争う事態となったが、2001年8月22日、強制執行によりその歴史に幕を閉じた。 2001年5月、大学4年生だった私は、友人を訪ねて東大に行った時、偶然に駒場寮を発見した。渋谷駅から少し歩いただけで、このような森があり、蔦が絡まる古い建物があるということは、当時の私には衝撃的だった。また、建物の中も、住居であると同時にサークル部屋などもあり、様々な人が集まり、多目的に使われている、混沌とした空間であった。駒場寮は、学生によって運営されている自治寮で、1部屋約24畳の広大な部屋を、それぞれ自由な使い方をしていて、暮らし方も面白いと思った。 私は、その緑に囲まれた古い建物に、圧倒的な魅力を感じ、この駒場寮に住んでいる人の写真&インタビュー集を作ることを卒業制作にすることに決めた。写真を撮り、編集し、卒業制作展で展示をした。そのために、2001年の夏休みは、主に駒場寮で写真を撮って過ごすこととなった。 この写真集は、2015年に制作した写真集「2001年の夏休み」の再編集版となる。今回は、17年前の夏に撮影した1000枚以上の写真の中から、前回の写真集に収録した写真に加え、「タテカン」「駒場寮存続運動」の要素を追加し再編集した。2018年11月上旬現在、東大駒場寮と同じく学生自治寮である京都大学の吉田寮で、かつての駒場寮と同様に、寮存続をめぐって大学側と寮生が対立している。京大ではタテカン(立て看板)を巡っても対立が起きているようである。そこで今回の写真集では、「2001年夏頃、東大にはどういうタテカンがあったのか」を追加し、あわせて少し「運動」の写真も追加した。 偶然にも、前回の写真集を出したのと同時期に、駒場寮の約70年の長い歴史、出身者についてもまとめた書籍「東大駒場寮物語」(KADOKAWA)が出版された。著者は第132期の寮委員長である松本博文さん。Webサービス「cakes」でも少し読むことができるので、この写真集で駒場寮に興味を持った方は読んでみてほしい。 2018年11月 大薄 朋子 Tomoko Oosuki
【関連情報】
★現在、「BCCKS」でも、テーマ別ポストカード写真集をオンデマンド出版・販売しています。 http://bccks.jp/store/124414 BCCKSのほうでは、駒場寮の写真集は 「第一印象」「屋上」「アート・らくがき」のテーマ別に、各15点の写真を選んだ写真集を販売しています。 ★駒場寮の写真は、instagramでも見ることができます(無料)。 こちらには、写真集に収録していない写真も含めた、多くの写真を置いています。随時更新中です。 → https://instagram.com/komabaryo/ ★お取り扱いいただけるお店を募集しています。書店さま、ギャラリーさま、美術館さまなど、ご興味のある方はどうぞお気軽にご連絡ください。→ tomoppee@gmail.com ★プレスリリースを出しました! 東京大学駒場寮写真集「2001年の夏休み」再編集版の販売予約を開始 取り壊し直前の貴重な写真に加え、17年前の「タテカン」「駒場寮存続運動」の写真を収録 https://www.value-press.com/pressrelease/211741